-課題引用-
ViZiMOでは、GUI(グラフィカルユーザインターフェイス)を用いて、
物理法則などを利用したインタラクティブな空間を手軽につくることができる。
インターネット上で公開されたViZiルームでは、作り手が知らないうちに“いつかどこかのだれかが”遊んでいる。
時間と空間を越えて、創意工夫した内容を伝えられる、すぐれたエンターテインメント・プラットフォームである。
物理法則などを利用したインタラクティブな空間を手軽につくることができる。
インターネット上で公開されたViZiルームでは、作り手が知らないうちに“いつかどこかのだれかが”遊んでいる。
時間と空間を越えて、創意工夫した内容を伝えられる、すぐれたエンターテインメント・プラットフォームである。
「時をカケル」・・・掛ける、賭ける、駆ける、描ける・・・?
という言葉にインスパイアされた方向に向かって、クリエイティビティを推し進めて欲しい。
遊ぶ人/観る人に、時間や空間に関する新鮮なイメージを与えるような作品を作ろう。
というわけで、中間発表に向けてアイディアメモを残しておきます。
「時をカケル空間」という言葉を聞いて、考えて、ぱっと思いついたのが「浦島太郎」でした。
時間や時空を超えて浦島太郎は2つの世界を体感して帰ってきました。
でも、人間の時間と、竜宮城の人たちの時間の捉え方(数え方?)は異なっていたために
浦島太郎は1世紀を超えて帰ってきた(のですよね、たしか)。
そしてそんな浦島太郎を現実に引き戻したのが「玉手箱」だったわけです。
今回「時をカケル空間」ということで、この玉手箱をキーワードに、
私は「時を翔る」、あるいは「時を欠ける」という意味合いでvizimoを進めていこうととりあえず考えてみました。
時の欠けた空間を作って、最終的に現実に戻る。(実際には時が欠けていたとわかるのは現実に戻った後なのですが。)
あの浦島太郎の感覚をvizimoの中で作ってみたいです。
で、さっそく頭の中で描いている「ふわふわと浮遊する物体」をどうやって再現しようか実験しました。
1時間半かけてやっとできました。

と言っても写真じゃ全然伝わらないですね。
適当なオブジェクトに浮上エンジンをプラスして、ふわふわっと浮くようになりました。
重力を操作するだけでも浮かせることはできるそうですが、浮上エンジンを使ったやり方の方が個人的には好きです。
でも、オブジェクト数が増えるので重くなるのが悩みどころ。
重力の実験もまだ途上なので、これからまたいろいろ考えてみます。