2009年2月2日月曜日

Graphic Design Review2

title
「三木清 人生論ノートより一節」

copy
「読むのもきっと、楽しくなる」

concept
「哲学の本は読むのが難しくて大変」「とっつきにくい」…そんなイメージをなくし、難しい本をいかに楽しく読めるか、ということをテーマにしています。その中で「遊び」という行為を本の中に取り入れ、また「つくる」というアクションを加えることで、楽しく「学ぶ」ことができる本を提案します。
今回は、三木清さんの人生論ノートから文章の一部を引用してつくります。

why 三木清?
三木清という人間は、日本国内でも確かな考えを持ち、『人生論ノート』では23の課題を取り上げています。本の中には現代にまで通じる力強い言葉が残されており、私の最も尊敬する日本の哲学者だからです。

book infomation
上製本・右開き総ページ数23ページ
ページはすべて封筒(既存:無印良品・洋2)になっている
封筒内にジグソーパズルを収納
ジグソーパズルには各23の課題に関する結論やキーワードが散りばめられている
本文ページ フォント:QANO明朝+ぼかし+カドマル

poster
1)ジグソーパズルをモチーフにしたもの
2)本・ジグソーの写真を撮ったものどちらのポスターも、『人生論ノート』の宣伝ではなく、「あそぶ・つくる・まなぶ」を伝えるポスター

新聞広告サイズ(384*514):家で読むものであるという共通点と、年配の方や、中学生くらいの娘をもつ父母世代に向けて、新聞という媒体を選びました。



   



何名からかフォント何使ってるのか聞かれたので回答します。
フリーフォント「QANO明朝」さんです。これにぼかしとカドマルをかけると、活版みたいな雰囲気が出ます。